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「最初は少し変な感じはしたけど今は慣れたからいいよ。悠がこの姿の僕が好きっていうならもう少しだけ、ね」
「ありがとうございます」
「じゃあ中断してたからキスの続きしてもいい?」
「は、はい」
「……ん。悠の唇って柔らかいね」
「そうですか?」
「それに美味しい」
キスした直後に改めて感想を言われるとなんだか照れくさい。
「なかなか言葉にしてなかったけど、悠とキスをするたびに思ってたことなんだ」
「私も紅蓮先輩とのキスは頭がクラクラします」
「あんまり可愛いこと言ってると襲うよ」
「へ!?」
「……冗談。それとさっきはありがとう。教師と生徒物の参考になったよ。これでリアリティのある漫画が描けそう」
「私、楽しみにしてますね! あ……」
スランプ中の紅蓮先輩にこの言葉はタブーだったかな。
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