4章 紅蓮先生と勉強会

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「イチャイチャを続けるか、勉強会を再開するか、悠はどっちがいい?」 「う〜ん。じゃあ、もう少しだけこのままでお願いします。それが終わったら勉強見てもらえますか?」 私は考えた末、答えを出した。 本当は勉強のことなんか忘れて紅蓮先輩とイチャイチャしたい。だけど最初の目的は、私が平均点以下を取ったのが原因で勉強会を開くって話だったし。 「うん、わかった。それにしても、悠は腰も細いんだね。すごいくびれ……」 「そんなにくびれてないですよ。私からしたら紅蓮先輩のほうがスタイル良いと思います」 「ありがとう。悠は僕の顔がタイプなの?」 「まぁ、それなりには……」 目を逸らしてしまった。本人から聞かれるとちょっと答えづらい。 「とてもイケメンだと思い、ます」 やっぱり何度見ても紅蓮先輩はカッコいい。 今はメガネ効果もあって更にイケメン度が増してる。
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