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「もしかして、警戒されてる? それとも、嫌われてる?」
「嫌いになるわけないです!」
そんなに不安そうな顔でこっちを見ないで。
なんか悪いことした気持ちになるじゃん。
違う。違うんです、紅蓮先輩。
私が紅蓮先輩を好きすぎてヤバいというか……キスだけじゃ足りなくなってる私もいたりして。
「ここ、おいで」
「はい」
威圧感に負けた。私は紅蓮先輩の横に座る。
「悠も食べる? はい、あーん」
「あ、あーん」
なんか餌付けされてる? それとも、私に気を遣ってくれてる?
「悠の考えてることが手にとるようにわかるって言ったら悠はどう思う?」
「……え?」
昼食を食べながら紅蓮先輩はそう聞いてきた。
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