6章 紅蓮先輩と日常を楽しむ

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「次はクレープでも食べに行かない? この近くに美味しいクレープを売ってるお店があって、それを悠と一緒に食べたいなって」 「クレープですか!? それは私も興味あります!!」 私は目をキラキラさせて紅蓮先輩の顔を見た。 紅蓮先輩からクレープの話題が出るなんて意外。 マンガのネタ作りもかねてって言ってたし、前もって下調べしてた、とか? 「買いたい本も購入したし、クレープ屋さんに行こうか」 「はい!」 「僕を待ってる間、退屈じゃなかった?」 「そんなことないです。本屋さんって退屈しないですし。私の場合はマンガばっかり立ち読みしてるんですけどね、あはは」 文学的な難しい文章はどうも私には合わない。 マンガと違って、文学は眠くなるっていうか。ラノベ系だったら、読めるんだけど。 最近の若者は本離れしてるって聞くし、私もその1人に入るのかも。
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