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「次はクレープでも食べに行かない? この近くに美味しいクレープを売ってるお店があって、それを悠と一緒に食べたいなって」
「クレープですか!? それは私も興味あります!!」
私は目をキラキラさせて紅蓮先輩の顔を見た。
紅蓮先輩からクレープの話題が出るなんて意外。
マンガのネタ作りもかねてって言ってたし、前もって下調べしてた、とか?
「買いたい本も購入したし、クレープ屋さんに行こうか」
「はい!」
「僕を待ってる間、退屈じゃなかった?」
「そんなことないです。本屋さんって退屈しないですし。私の場合はマンガばっかり立ち読みしてるんですけどね、あはは」
文学的な難しい文章はどうも私には合わない。
マンガと違って、文学は眠くなるっていうか。ラノベ系だったら、読めるんだけど。
最近の若者は本離れしてるって聞くし、私もその1人に入るのかも。
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