1章 シンデレラは堅物会長と交際を始める

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「わぁ~!! この部屋の大量のマンガ凄い! あ、このマンガ私好きなんです! 神崎先生の作品は全部持ってて……如月先輩も好きなんですか?」 私は1冊のマンガ本を手にした。 それは著者・神崎紅と書かれている。そう、私のバイブルだ。 特に神崎先生が描いた男の子はどの作品もイケメン! その影響でイケメン好きになったんだ。 絵も上手いし、なにより話の展開も好き。 月刊誌ではいつもキュンキュンさせられてる。 「悠がそこまで僕のファンだったなんて知らなかった」 「……へ?」 私は如月先輩の言葉の意味がわからず首を傾げた。
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