6章 紅蓮先輩と日常を楽しむ

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「今日は僕のワガママに付き合ってありがとう」 「いえ、こっちも楽しかったのでお互い様です!」 帰り道。紅蓮先輩の夕食の買い出し。 買い物が終われば今日の放課後デートは終了。 あっという間だったなぁ。 「紅蓮先輩は今日の夕食は何にするんですか?」 「カレーにしようかなって思ってる。ただ、作るのは僕じゃないけどね」 「カレーいいですね。えっと……親が来るんですか?」 私はふと気になったので聞いてみることに。 「違う。アシスタントが来るんだ。僕自身1人暮らしをしているけど、あんまり料理が得意じゃなくて。大体いつもはアシスタントが作りに来てくれるんだ」 「なんか凄いです! ちなみにアシスタントさんって女の人だったりしますか?」 こんなところでヤキモチ妬くのは変かもしれない。 紅蓮先輩にいつも手料理を振舞ってるなんて女子力高すぎ。
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