2章 紅蓮先輩の独占欲は強め

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「我慢出来ないって顔してる悠を見て、僕もどうにかなりそう……」 いやらしい音が保健室に響く。 私は唇にキスをされた。だけど、そのキスはあまりにも深くて……。抵抗しようにも、ネクタイが邪魔して、両手を動かせない。 「んっ……紅蓮、先輩」 「今だけは名前で呼んで。さっきの良かったから」 「紅蓮……あ……」 キスの雨は止まらない。 私は紅蓮先輩から逃れられない。 私もすごく好きになってしまっているんだ。 だから紅蓮先輩からキスされて嬉しいって思う。
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