3章 映画館でハラハラ!?コスプレでドキドキ!?

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そういえば紅蓮先輩はどんなの選んでくれたんだろう……? 「嘘っ……ピッタリ」 あまりのフィット感に驚いた。 これは魔法少女? のコスプレなのかな。付属で星のステッキがついてるし。 紅蓮先輩って、こういうのが好みなのかな? 私は試着室を出て紅蓮先輩を待っていた。 「お客様、とってもお似合いです! めちゃくちゃ可愛いですね~♪」 「あ、ありがとうございます……」 お世辞だってわかっていても褒められると嬉しい。 「せっかくならお化粧して靴も合わせてみましょうか」 「そこまでは悪いです。私、高校生だしメイクなんて……」 ブンブンと首を振る。 実は自分で化粧をしたことがない。今どき珍しいよね、多分。
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