3章 映画館でハラハラ!?コスプレでドキドキ!?

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「テーブルに食事も来てるみたいだし席に戻ろう、悠」 「え!? このままの格好で?」 「他の男に見られるのは嫌だけど僕が守るから。今の僕は悠の執事だからね」 「それ、まだ続ける気ですか? こっちの心臓が持たないんですけど……」 「僕がこのままだと悠はどうなるの? 最後にはどうなるか見せてよ」 笑顔が黒い……。この状況を誰よりも楽しんでる。 「それと最後に……」 「……?」 「普段の悠もいいけど化粧してる悠も可愛い。今は可愛いというより綺麗って言ったほうが良いかな」 「ありがとうございます。紅蓮先輩もカッコいいです」 綺麗って言われちゃった。店員さんにはあとでお礼言わなきゃ。 メイクには興味なかったけど、紅蓮先輩が褒めてくれるならこれから頑張ってみようかな……。
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