4章 紅蓮先生と勉強会

3/23

157人が本棚に入れています
本棚に追加
/311ページ
「前にも言ったでしょう? 悠は僕の恋人です。恋人の側から1秒でも離れたくない。……その気持ちは貴方にはわからないでしょうね」 「そんなの束縛強すぎでしょ!」 「束縛ではありません。僕の行動は独占欲と言ってほしいですね。……悠、帰りましょう」 「は、はい。ごめんね、千智ちゃん」 顔の前で手を合わせてごめんのポースを取る。 「まぁ、悠が嫌がってないなら良いけど……また明日ね」 「うん、また明日」 千智ちゃんは不服そうな顔を見せながら私を見送ってくれた。
/311ページ

最初のコメントを投稿しよう!

157人が本棚に入れています
本棚に追加