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「…タイプだったから…。」
「え?」
「タイプなんですよ。あなたみたいな人。
小柄で華奢な体型も、透き通って消えちゃいそうなくらい透明感ある肌も、キラキラしたビー玉みたいな瞳も
全部…。
そういう人を見ると胸の奥からこみ上げてくるものがあって…すごく、壊したくなる衝動に駆られるんです…。」
「…それで金属バットで壊そうとしたって?
悪趣味ね…。もういいわ。行って。」
運転席の警官は頷くと、パトカーは俺を乗せてゆっくりと走り出したー。
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