タイプなんです。

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両手にドリンクカップを持って、店の外で待つ彼女の もとに向かった。 「美波お待たせ!カフェラテで良かった?」 「うん。ありがとう。」 「もう10時か。この後どうしよっか。」 「…ちょっと歩かない?ドリンク飲みがてら。」 「オッケー!」 ドリンク片手に夜の街を並んで歩く。 歩きながら、チラッと横目で彼女を見る。 ーああ、本当タイプだな。 白い肌に小柄な体型。 小動物みたいな丸っこい瞳に血色の良いピンクの唇。 俺の理想を3Dプリンターで作り上げたかのようだ。
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