シュレディンガーの猫は、永遠の先を見るか?

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ルゥは、この物語を何度も聞きたがった。 そして、いつも、僕に言うのだ。 「ねぇ、リーリー。外には、何があるの?」 僕は、答える。 「外には、何もないかもしれないし、この世界のありとあらゆるものがあるのかもしれない」 「じゃあ」 ルゥは、言った。 「あの人も、きっと、そこには、いるんだね、リーリー」
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