紫苑楓 プロローグ

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 時間も忘れて部屋で勉強に集中する楓、その日にどこまでやるのかを決めてから勉強を始める、最初の頃は時間配分が分からず時間がかかりすぎたり、早く終わりすぎたりしていたが、今では大きく予定から変わる事は無い、この日の予定を終えた所で一息継いで時計を見ると23時を少し過ぎた頃だった。 「良し良し、いい感じね、大体予定通りっと」  決めたスケジュールが上手く行き、夕食時とうって変わってご機嫌になった楓は、引き出しに入れていたスマホを取り出すと電源を入れてラインやメール等のチェックを始めた、友人達も楓がこの時間は電源を落としているの知っているので一通り見るが特に急ぎの物は無かった。
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