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紅色した頰に手を添え耳元を擽ってみると、女がぴくりと身悶えた。私が腰に手を回すと、ぐっと身体を押し付けてくる。
私は徐に女の身体へ手を滑らせ始めた。
身体をくねらせながら、女は私の肩へ顔を預けてくる。首筋に火照った頰が当たる。
堪らず吐いた私の息が耳に刺激を与えたのだろう。
ぎゅうと私の服を握りしめて首元へ顔を擦り付けた。
薄緑のワンピースの上からなぞった柔らかく豊かな肉付きは形が好く若さを感じさせる。
ごくりと唾を飲み、弄りその感触をじっくりと味わい、少し下へと手を伸ばすと、女は一際大きな声を上げた。
耳元で響いたその声は艶やかさを増しており、そっと摩り続けると女の息遣いが激しさを帯びる。
私は頃合いを見計らい、ワンピースのファスナーへ手を掛けた。
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