256人が本棚に入れています
本棚に追加
「え?会社の飲み会なんですか?参加していたという人の証言と違うのですが?」
「はぁ?誰が来たか知っているのか?」
おいおい。
お前らもしかして……
「ええ。共通の友人がいるんですが、その人の結婚祝いだとメールがきましたよ?優美さんから」
「な……」
俺は笑顔で優美を指差す。
ひっくんは優美を見て、何故?という顔をしながら口をパクパクさせて動揺している。
優美はうつむいて黙ったままだ。
はぁ。
口裏合わせしてないのかよ、こいつら。
せっかく時間を丸一日与えたのに。
何してたんだ?
というか、どれだけなめられているんだ俺は。
マジでふざけんな。
ため息しかでてこない。
最初のコメントを投稿しよう!