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『で、部活の話だけど…』
あずみが言った。
『んっ?』
『やっぱり、あったよ!』
『何が?』
『競馬サークル!』
『またまた、女子校だよ?』
あかりが言った。
『だと思ったんだけど…府中だし…』
『サークルって、部活の事?』
ともりは、今ひとつ理解していなかった。
『サークルって、何をしてたんだろう?馬の写真撮ったりとか?』
『うーん、どうかな?取り敢えず、行ってみる?』
あずみは、二人を交互に見ながら言った。
『取り敢えずって、まさか、まだそのサークルは現在進行形って事?』
『うん、先生の話では、今は二年生が一人だけだって言ってた』
『どんな人だろう…今日は遅いから、明日、三人で行ってみない?』
あかりが提案した。
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