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時を戻そう
、
僕の名前は水島透。もうすぐ二年生になる男子高校生だ。目が悪く眼鏡をかけていて、小さい頃からビビリの緊張しいで、極め付けヒョロいせいでよくおちょくられていた。そして僕は成績は良かったものの緊張しいのせいで高校受験に落ちまくり、見事ヤンキー校と有名な女子がほぼいない、南校に通っている。もちろん見渡す限りヤンキーばかりで友達なんか出来なかった。
そしてヤンキー校という別名があるほどヤンキーというか、不良というか、なんというか、あのヤンチャな人が多いせいで校則でトラブらない様にバイトは禁じられていた。しかし、僕の家庭は母子家庭でお母さんが一生懸命働いてくれているのに、受験で落ちてしまい、申し訳なさとすこしでも楽にさせたいという気持ちでこっそりとヤンキーが来なさそうな静かな喫茶店で働いていた。
そして学校から終わるといつものようにバイトに向かった。
チリンチリーン
僕「いらしゃいませ〜何名さ、「あれ??水島じゃん。うちバイト禁止じゃなかったっけ??」
「あ??本当じゃん真面目くんがなにしてんだ?」ニヤニヤ
「え〜?誰々?あ、クラスで浮いてる真面目くんじゃ〜ん。真面目くんなはずなのに校則破ってんの〜?」
「たしかバレたら停学じゃなかったっけ。」
まずい。なんでよりにもよって、、( ; ; )
うちの学校で一番強い、いわゆる盤を張っている、そして喋った順に、全員幼馴染みらしくそして、全員僕と同じクラスの、髪の毛は染めずに黒髪でアイドルみたいな顔立ちで比較的優しいと言われているが容赦なく他人を蹴落とす西口彼方、
髪を金髪に染めいつもおしゃれにセットしていて顔がすごく整っているのにいつもしかめっ面の為威圧感が凄く誰よりも喧嘩っぱやいと言われている東堂凪沙、
ミルクティー色で女の子と間違われそうなくらいとても可愛い顔なのに175㎝はあり、いつも前髪をピンで止めるかゴムでくくり、喋るとかなりの毒舌で尚且つ喧嘩も強くて入学式初日でおちょくった生徒は皆返り討ちにしていた南森玲二、
そしていつも色素が薄くとてつもなく整った日本人離れをした顔で、見た目に反して関東を纏めている北口組の若頭をしている常に無表情でなにを考えているかわからない北口健吾の
四人組だ。近くの他の学校でもこの4人を知らない人はいない。そんな人たちがなぜ??( ; ; )泣きたい、もう僕ちびりそうだよ( ; ; )
東堂「まぁ、いいや〜俺最近暇だったんだよな〜メアド教えろよ、俺らの言う事なんでも聞くんなら内緒にしといてやるよ。」
南森「ありなんじゃな〜い??さんせーい。いかにも弱そうでパシリやってますて見た目だし。」
もう僕はずっと足元をみていた、怖くて足の震えが止まらなかった。
どうしよう、逃げ場がない。
元々ここの喫茶店はバイトをしている人が少なく今日は平日の夕方ということもあり店長と僕だけだ。店長はこの人たちが来るまで客が1人もいなかったので、裏で休んでいる。
西口「まあまあ泣きそうじゃん。そんなニヤニヤ近づいてやんなよ。なぁ??」
え、優しいと思いぱっと上を向いたら
「へ〜??お前拒否んだ?」と東堂くんが、すごく冷たい目で僕を見た。
僕「ひぃ、、( ; ; )ごめんなさい、なんでもしますか、言わないでください、ごめんなさい、、( ; ; )」
こうして、僕はメアドを教え、4人組は面白い収穫あったし、今日はやっぱもう帰るか〜と帰っていきその場はなんとか収まった。
その後お客さんがちょくちょくときていた中ど、どうしよう。僕明日からどうなるんだろう、お金取られるのかな、殴られるのかなと色々考えていたらもうバイトが終わる21時をまわっていて店長に顔色を心配されながらもあがらされた。
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