NISEKO Park Keepers

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「はい」 敬子に言われて応える選手達。 「じゃあ練習始めようか」 「はい!」 総司に言われてグラウンドの外周を歩き始める選手達。 「取り敢えず最初の舞台は整えたからな、後は頼んだぞ総司」 「ええ」 勇次郎に言われて応える総司も選手達に続き歩き始める。 「勇兄そろそろ練習や試合してるあの子達SNSに上げても良いんじゃない?」 「そうだな、そろそろ発信して行くか」 敬子に聞かれ応える勇次郎。 「ふふっ、やっと広報活動が出来る わ、撮りまくるわよ〜」 「お前、それ趣味だろ」 メラメラする敬子に勇次郎、汗。 夜の寮に灯りが灯っている。 寮の食堂に勇次郎、歳郎と敬子、新一と家族(嫁の美奈と息子の虎徹)、佐一と家族(嫁の愛と娘の小春)、一志、総司と桃子、友助と美和(友助の嫁)、選手達が集まって料理の並べられたテーブルに着いている。 「今日はグラウンドと寮の完成祝いを内々でやろうと思い集まってもらいました、では完成を祝して」 「!」 勇次郎の話しを飲み物片手に聞く一同。 「乾杯!」 音頭を取る勇次郎。 「かんぱーい!」 続く一同。 「今日は新と佐之が腕振るってくれたから遠慮なく食ってくれ!」 勇次郎に言われて少し照れる新一と佐一。 「いただきま〜す!」 喜んで応える選手達。 「選手は未成年だから絶対酒飲むなよ、フリじゃねぇからな!」 「僕等食べ盛りやから大丈夫です」 「うまっ」 「美味っ」 勇次郎に言われて応える青空の周りで料理を食べる選手達。 「ふん」
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