悪魔の様な後輩

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蛇は一人暮らしなんだと。 言われた住所にあった高そうな高級マンションに着いたから降ろした。 母さんに無理矢理送ってこいと言われたから素直に従ったものの腹立つな… 金持ちの坊ちゃんめが。 「先輩もそれなりに、でしょ?有名な道場の息子なんだから。後バイクで賞金貰ってるじゃん。直ぐに一人暮らし出来る程度のお金は貯まってると思うんだけど。」 『なんで俺が大会出てんの知ってんだ。』 道場はまだしもバイクは教えてねぇぞ。 色々と俺の情報がバレている事に気がついて距離をとればアッサリと蛇が親父からの情報だとバラす。 あのクソジジイ余計なことしやがって! 「でも先輩って生活能力無さそうだもんね」 ギクリ。 「どうせ出来るの片付けと掃除程度でしょ?部屋は片付いてたけど料理とか絶対無理そうだもん…」 『っそう言うお前は出来るのかよ!』 人の事言う割にはどうなんだよ! 噛み付けばケロリとした顔で返される。 「ん?普通に出来るけど」 『は…』 なんだと
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