悔しい事に

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『じゃあサッサと気持ち良くしろ…っ』 こっちは焦れったいんだよ。 「…っ中々の誘い文句…」 蛇が余裕無さげに呟くから俺は鼻で笑ってやった。 何時でも蛇は俺の身体を気遣いじわじわと焦らしてグズグズまで溶かす。 蛇の雄が俺の入口を軽くつつくようにしてから半分位入って前立腺を狙う。 ゴリっと音が鳴ったのでは無いかと思わんばかりの刺激に俺はアッサリと体をビクつかせて蛇の背中に爪を立てる。 『ンンッー…!っはぁ…ぁっばっ、か…!』 「ん…?気持ち良かったでしょ?」 …この野郎態とか。 後で背中に付けた爪痕を猫舌で舐めていじめてやろうと心に決めて俺はそのまま脚を腰に絡めて誘う。 『っん早く…動けよっ』 尻尾でシーツを叩いて上目遣いで蛇を見つめると瞳孔が縦になっている。どうやら興奮してくれたみたいで俺は満足気に喉を鳴らした。 「はぁー可愛い。」
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