悔しい事に

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さてスッキリしたしジムにでも行ってくるか。 「え!?ピロートークとかしようよたまには!先輩も俺と一緒で眠気も来なけりゃ元気なタイプじゃん!」 お前は女子か。 生憎大会近いから筋トレしときたいんだよな。 尻尾をゆらめかせながらジムへと行く支度をすれば蛇も着替えて着いてきた。 『ん?』 別にお前は来なくても良いけど。 「いや行くよ…だって先輩まだ色っぽいし。なんだったら鍛えてる姿えろいし。」 『…はぁ?』 それはただの欲目じゃね? 首を傾げながら俺の考えている事を察したのか違うと言って俺の隣を常に陣取りながら蛇は周りを警戒する。 周りの女がこっちを向きながらかっこいいって言ったのはまあ満更でもないが。 「猫ちゃん…?余りおいたするとお仕置するよ」 『すれば良いじゃねぇか』 別に俺は構わねぇけど? 「っなんでこんなに可愛いんだか!」
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