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すっかりと戦意を無くした奴らをジリジリと追い詰めて睨み付ける。
なんだ、もう終わりか?
もっとちゃんと遊んでくれよ?つまんねぇだろうが…
「忠義」
『チッ』
ほらもう来た。
背後から現れた蛇は俺を後ろから抱きしめて目を光らせている。
「俺の猫ちゃんに遊んで貰ったんだ?狡いなぁ…」
「ち、違っ…これは」
「俺の猫ちゃんだって分かってちょっかい出してきたんだよな。」
「!」
「殺そうか?お前ら」
蛇の威圧に負けて男達が泣きながら逃げていった。
あーもう終わっちまった。
「忠義!態と1人でいったでしょ!」
『…俺の問題だろ』
俺が目を付けられてたんだから。
「それもだけど違うよね?喧嘩したかったんだよね」
『…』
ぺたりと耳を垂らして聞こえないふりをする。
「っこら!か、可愛い拗ね方しても許さないからな!?」
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