悪魔の様な後輩

8/18
前へ
/207ページ
次へ
俺の上に馬乗りになる男の息は荒いし顔が何よりマジ。 蛇が捕食する、丸呑みする時の顔と一緒じゃねぇか…! 「優しくする…先輩後ろは初めてだよね?…初めてじゃなくても先輩抱いた奴は殺すけど。」 「っだから俺は一生下になるつもりはねぇんだよ!退けクソ野郎が!」 ジタバタ暴れていると不意に部屋の扉をノックされる。 やべぇ! 押し倒されていた身体を無理やり動かして立場を逆転させる。 するとポツリと一言くそ蛇。 「忠義先輩大胆っすね…」 「あ?」 何言ってんだこいつ。 「忠義ーお菓子此処に置いておくからね。2人で食べなさいね。」 「え、あぁ…」 入ってこないのかよ! やれやれとため息をついてから今の状況にハッとする。 慌てて立ち上がろうとするも腰を掴まれて動けねぇ… この馬鹿力が! 「さっさと離せクソ蛇が!」 「んーどうしよっかな~」
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加