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食堂は、たくさんの生徒で賑わっていた。
当たり前か……
だいたい授業が終わるのは、5時過ぎ。
それから練習を2時間。そうすると、少し休憩した後、食堂に来る生徒がたくさんいる。
「向日葵。今ちょうど食券買うところ、あんまり並んでないし人が増える前に並ぼ。」
「うん。美乃里はなに食べるの?」
私たちは、話しながら列に並んぶ。
「ん~…どうしようかな。メニューがたくさんあって悩むんだよな……向日葵は?」
「もちろん私は、グラタンセット!」
「相変わらず好きだね~飽きない?」
「飽きない、飽きない」
そんな他愛な会話をしていると、私の後ろに誰かが並んだ。
ほんのチラッと見る。後ろは、上条先輩が並んでいた。
話しかけるか悩んだが、私は上条先輩に話しかけた。
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