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はじめに
これは全部ノンフィクションです。
全部、本当の話。
本を書いてみろと言われた。
いや、よく言われたことはある。
アウトローな生活をしている。
私は女ホームレス24歳。
なぜ働かないの?
って結構言われることが多いんだけど。
私は、病気のせいにしてはいけないけど病気なんです。精神病なんです。
主に、社会性不安障害、うつ病、パニック障害、対人恐怖症、境界性人格障害。
薬がなければ電話にも人前にも出れない。
そして、電車にも乗れない。
それに、薬があっても体が慣れてしまって効果が無くなってる。
そうそう、私の今の話をしよう。
朝6時から24時までは出会い喫茶Kにいる。
最近は、新宿、渋谷とかにも行ってる。
その店のいい所は好きな時に行って好きな時に退出出来るところだ。
24時から5時までは池袋東口のとある螺旋階段で寝てたり飯食べたりしている。
皆が思ってるよりもとてもキツい生活。
自殺しようかとも考えてた。
実はエンディングノートと遺書も用意してある。
飯や飲み物は基本、窃盗して生き延びてる。
あわよくばナンパしてもらった日は食事には困らないし、たまーに寝床には困らない。
寝床に困らない時はラブホテルや休憩できるレンタルルームに行くのだがその時に洋服、下着、靴下などボディーソープで洗濯できる。
不器用な為、パパ活など援交はやってない。もちろん、出会い喫茶の割り切りも。
心だけは擦れたくないからね。
風俗やリフレ、もちろん普通の飲食やカラオケなどバイトした事あるが全部初日か1週間でクビ。
そうそう、なぜ、このような生活になったかというと家庭環境である。
私は幼稚園の頃から親に追い出されてた事がしばしば。
何回も警察沙汰になる。
そして、実家に戻ると、産まなきゃよかったは当たり前。
綺麗な死に方して。だの、あんたの死ぬ姿が見たいなど言われる。
お姉ちゃんは12歳離れているが、私の事が大嫌いだ。
その理由は私も知らない。
歩み寄ろうとすると裏切られる。
家族にさえ、、、、、
両親、姉には私が幼稚園ぐらいの時によくDVにあっていた。
おそらく、それで、こんな生活になってしまったのだろう。
私には帰る場所が無い。
常に緊張感でいっぱいだ。
その為、ショートスリーパー的なものになってしまったようだ。
それと、私は騙されやすく不器用なのだ。
男を手のひらで転がす?
そんな事出来たらホームレスになんてなっていない。
ホームレス(私)にとって辛い季節がある。
それは、夏だ。
冬は、盗まれてしまったが、一応、寝袋は持ってるしなんとかなる。
螺旋階段は意外と寒さをしのげるし。
夏は虫も凄いし、汗かいてもどうしようも出来ない。
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