17人が本棚に入れています
本棚に追加
夏が来ましたね。
コロナが終息して螺旋階段はもう使えなくなった。
そして、私は思いついたのだ。
スパもついてるフィットネスに入会しようと。2ヶ月で15000円で入会出来てWiFiも繋がるし大好きなダンスも出来るし人口温泉も入れる。
だが、夜は当然閉まってしまう為そこからどこに行くかというと「お見合いパブ」だ。
女性は無料で美味しい食事とお酒が注文でき尚且つカラオケが付いている。
そこの店は男性客によって営業時間が異なる為、大体2時~4時半までしか居れない。
閉まってしまった後にどこに行くかというと選択肢は漫喫か公園か駅前に座ってるかだ。
生憎、所持金がそこまで無い為、漫画喫茶やホテルなどは入れない。野外だと蚊に刺されてしまうからなるべく室内には居たい。
考えたのは、もしこのまま生き延びるのであれば自転車をジモティーなどで貰い田舎に行き老夫婦に拾ってもらおうと。
私なんかは野垂れ死にした方がいい人間なのだが何故か無駄に身体が強い。強すぎるのだ。
そうそう、私はもう1つ障害を持っている。
ADHDだ。
発達障害。
これだけの障害を抱えホームレスをやっているなんて我ながら感心する。
まぁ、これだけの障害があるからこそホームレスになっているのかもしれない。
警察や区に相談したら?と言われるが、行っても「実家に帰りなさい」か「後日また話聞くから」で取り合ってくれないシビアな世の中だ。
弱い者は死ね。
と遠回しに言われているようだ。
このまま一体、私はどうなるのだろうか?
タイムマシーンがあったならば確実に未来に行きたい。
こんな生活や自分のこんな障害はとても嫌いだ。
だが、これから若いホームレスが増えてくるだろう。
現に、新人の若いホームレスは行く場所が分からず駅前にずっといる。お酒を呑んで全て忘れたいのだろう。
マウント取るつもりでは無いが、かなり私や私のホームレス友達のがそうゆう知識が豊富な為、生き延びる自信はある。
最初のコメントを投稿しよう!