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「悪い!あと2分待ってくれ!」
「晴斗が遅れるなんて珍しいね
2分経っても来なかったら置いてくからね」
くそっ
入学式ってのに今日は朝からついてないな
何とか2分以内に間に合った
しかし遅刻なんてほとんどしたことがないのにな
今日はなんか嫌な予感がする
「なんか考え事?
大丈夫、晴斗?」
「ああ、大丈夫
ただ最近妙な夢を見ることがあって」
「妙な夢?」
「そう、懐かしいような、、
なんか変な夢なんだよな
ま、そんなことは置いといて
駿佑は高校で部活入るのか?」
「んー、まだあんまり考えてないや
晴斗はオケ部目的で桜丘高校入ったようなもんだしオケ部に入るんだよね?」
「んー、俺もまだ決めてないや
オケ部だけで決めたわけじゃないけどな」
「え、あんなにバイオリン上手いのに入らないなんて勿体なくない?」
「俺より上手い奴なんていっぱいいるさ
それに最近あんまり練習出来てないからな
駿佑の方こそ運動全般得意だし身長もあるし勧誘されそうだな」
「晴斗もバイオリンの何とかかんとか大会で優勝してたからオケ部から勧誘されるよ
ま、お互い頑張ろうな」
なんて駿佑と他愛のない話をしながら学校へ向かった
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