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駿佑と話していたらあっという間に学校に着いた
思っていたよりも時間も余裕があった
学校の外からでも見える大きな桜も少し散りつつ緑の葉が出つつあった
学校に入ってすぐの掲示板に新1年生のクラスが貼ってあるらしい
そこは沢山の人が溢れかえっていて
「駿佑、ずくには見れそうにないな」
「そうだな、まだ20分くらい余裕があるから落ち着くまで少し待つか」
「そうだな、それにしても人が多いな」
「まあ中学校の頃と違って入学者の人数も多いんだろうな」
「はぁ、高校に入ったら何かあるかな」
「何かって、彼女できたりとかするんじゃねーの?それかもしかして既にいるとか、、」
駿佑が笑いながら茶化してくる
もし既にいると言ったらどんな顔をすんのだろうか
やられたままでは終われないのでやり返してやろうと思った俺は
「ああ、もういるけど、って駿佑には言ってなかったか」
笑わずに真顔で答えてみせた
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