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Episode1「甘えてみる?」
太輔
大我
太「今回のゲーム、疑似体験ができるゲームにしたいわけ。」
大「疑似体験ってなんだっけ?」
太「シミュレーションで体験できるやつ。」
大「ゲームの中で疑似体験しとけば、俺なんか頼まなくていいんじゃない?」
太「違うんだよっ!ボーイズラブのができないと意味ないんだよ。」
大「それ、ほんとに受験に関係あるのか?ただ、太輔が作りたいだけなんじゃ?」
太「別に…違うし。このゲームの原案出すし」
大「ならいいけど、俺は何すればいいの?何もないんだったら、漢字と文章読解の勉強しとくから。」
太「そういえば、おまえって、文学部の国文科志望?」
大「そうだよ。そんなに悪いかよ。花乃と同じ学校目指すのが。」
太「そこまで言ってない。国文科いんじゃない?演劇学びたいんだろ?」
大「まあな。演劇を別の視点で能とか狂言とかに繋げれたらいいかななんて。」
太「そこって、ミュージカルも創作も学べるんだろ?」
大「そうなんだよ!いろんな分野から視点から演劇を学べる!映画もあるし、アニメもゲームも舞台もなんでもあるんだ!」
太「楽しそっ!絶対夢叶えろよ!」
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