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File56 新しい仕事
ローディアと融合して一ヶ月が立った。
ザ・ワールドは解体。
多くの逮捕者が出た。
残りはフリーランスが吸収した。
あの後、ファイナルは無事だった。
ライトたちにミツルたちの最後を聞いた。
マナは俺たちが引き取った。
会社にも入れた。
そして俺はレジェンド帝国に来ていた。
内容は簡単。
事後報告とファイナルとの間に交わされた条件を聞くためだ。
朝食を共にすることになった。
「報告は以上です。」
「嘘の報告をすると思っていたが。」
とローディアは無表情で言う。
「あなたに嘘は通用しないのはわかっています。それで条件と言うのは?」
「簡単だ。俺の専属護衛をしろ。」
とロードは言った。
「それってずっとか?」と聞いてみる。
「当然だ。俺が法だ。後、敬語は止めろ。」
と悪びれる様子もなく当然と言わんばかりに答える。
「……わかった。が、なぜ俺なんだ。」
とため息まじりに言う。
「知る必要はない。」と突き放す。
「了解した。その依頼、引き受けよう。」
「当然だ。お前はこの瞬間から俺のものだ。俺の命令は絶対だ。」と言う。
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