48人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
時が少しばかり経過する。
大貴もなにかムラムラしていたのかもしれない。
もともとスキンシップが多い従兄弟同士であったがやたらこの日は頭を撫でる。
青葉も負けじとかわいい顔で寝たフリをする。
大貴は元晴と会話しながら気づかれないように上手に青葉の頭やほっぺを撫でる。そのハラハラ感に青葉少しドキドキする。
元晴はゲームをし、大貴はケータイをいじる。
大貴「そろそろ寝ようぜ」
深夜2:00をまわる。
元晴「そうだな」
2人とも手元から機械を置き寝る体制にはいる。
再びほっぺに触ろうとしたので、青葉は寝ながら体制を変えたかのように大貴の手を取りほっぺの下へ連れ込む。
少し驚いたように動きが止まったがまた親指だけが動き始める
ゆっくりと唇に触れ始める。優しく。まるですぐ壊れてしまうかのごとく丁寧に。
青葉はゆっくりと唇だけでその親指をとらえ始める。ゆっくりとしっとりした唇で優しく大貴の指に触れる。時々指にねっとりと吸い付く。
あくまでも「貴方が触るから反応してしまうんです」と言わんばかりに丁寧に無自覚そうにゆっくりと。
大貴は我慢の限界がきていたようだが後ろに友達がいるのが気になってしかたがない。
最初のコメントを投稿しよう!