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ダメ女の生まれ方
ずっと今まで隠してきた。
隠さないといけないと思ってた。
今でも隠さないとと思ってる。
川崎青葉はもうすぐで20代半ばという年齢をすごそうとしている。子供の頃は大人になるっていいなって思い、今は年齢に精神年齢が追い付いていないことに焦りを感じている。
好きなことをしたくて会社に入らず、パートだけで生活してる。女1人なら欲を出さなきゃそれだけで十分だ。
そんな青葉には隠し事があった。
子供の頃からの隠し事。
気がづいたのはおそらく3歳くらいの時だろう。
お布団を股に挟んだ時、
きもちいい。
という幸福感に気がついてしまった。
これは性的なものとは知らず、でも誰かに言ったらいけないような気もしていた。
ある日お母さんにきいた。
「ここ(股)にね、おふとんはさむと、きもちいいよ」
お母さんはとてつもなく焦った表情で
「虫がわくから辞めなさい」
子供ながらにすぐに嘘とわかった。と、同時にこの事は誰にもいってはいけないのだと。
そう思うと、よけい体が疼く。隠れやるようになる。
5歳になった時だろうか、女の友達の家に泊まったとき早朝に起こされた。
「いっしょにテレビをみよう!」
そこにはキューティーハニーがやっていた。
衝撃的だった。自分にない おっぱい というものがそこに描かれていて、ちょっとスケベなストーリー。
友達と「おっぱいって気持ちいのかな?触りたいな」という話で盛り上がった。
次の週1人でキューティー○ニーを見て。それをイメージして布団を股に挟む。
刺激が足らなくなってきて布団を手前に引っ張って更に圧をかけるようになる。
ある日他の女友達のまみちゃんと○○ごっこしよう!
ということで寝室に呼ばれた、そこにはお父さんのえっちな漫画があった。それをみて興奮する幼稚園児たち。
「わたしがキューティー○ニーね!あおばは、ピカチ○ウにしよう!ピカチ○ウはどつぶつだからいっぱいいっぱいエッチなことをしちゃうんだよ」
そんなことから始まった大人ごっこ遊び。サスペンダーの金具を乳首としてそれを一生懸命触る。
お互い性感帯までは発達していないのと、特にレズビアンでもなかったのでただの真似ごと。
でも、それが興奮する。一生懸命柔らかそうなおっぱいにむさぼりつくイメージの青葉とそれにたいしていやらしい声を出すまみちゃん。
「あっ。だめ、いやっ。あ!」
とはなかなかな逸材だと思う。
まみちゃんが
「もっとしたもさわらないとダメだよ!こっちもエッチなところなんだからね!」
私は初めてえっちな部分と知った。でもとくにそこに興奮はしなかった。
それから、いわゆるオカズが増えてしまった。こんなに頭のなかでキューティー○ニーのえっちな妄想が出来るとは思ってなかった。
学校のプールの補習で男女ペア。女の子は上で平泳ぎをして男の子は下からえっちないたずらをする。おっぱい触ったり、吸ったり、泳ぎきるまでに水着はクタクタ。そんな漫画を小学生で描いていた。もちろん誰にもばれないように。
小学校でパソコンを習ってからアダルトサイトというこのがある事を知った。
といっても、「おっぱい」と調べるだけででてくるんだから凄い。
大人の柔らかそうなおっぱいを吸ってみたくてむにむにしたくて顔を埋めたくてしかたなかった。
その時には布団じゃなくて下着を引っ張るようになってた。私の小学生時代は常にパンツがぬれているような子だった。
これが今まで隠していた序盤の話。
高校生から性行為をはじめてした。男性器というものを知ってしまったのだ。そこから男を翻弄する日々が始まる。
清楚キャラを演じて。「私初めてだからわからない。。」が決め台詞そんな話が始まります。
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