第一夜

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「キャアアア!」 「おい、人が落ちたぞ!」 飛び降りた玲に気が付いた生徒達が騒ぎ始めた。 校庭にいた生徒達はパニックを起こして逃げ惑っている。 「まったく…厄介なガキだぜ。主の言ってた通りだ。」 神々しい翼を生やした男子生徒が見下ろす先では、玲が運の良いことに片付け忘れられた三層のマットに受け止められていた。
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