新しいファミリア

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新しいファミリア

これはある時代のとあるファミリアの物語・・・。 ある時代のある組織で女の子が産まれた。 その女の子に名前をつけたのは組織のボスであり女の子のお祖父ちゃんが名前をつけた。『ロザンナ・ロレンツィ』と・・・。 ロザンナは3歳になった頃から殺し方などを教えて貰っていた。ロザンナが15歳になった頃にはボスの後継者はロザンナだと言われていた。ある日組織のボスが倒れた。そして臨時の会議が行われることになった。ロザンナももちろんその会議に出ることになっていた。ロザンナの他には組織の守護者と呼ばれる10人とフランカ(お母さん)、セオネ(お父さん)、組織のボス(お祖父ちゃん)が出ることになっていた。ロザンナはスーツに着替えてボスの部屋に行った。ボスの部屋を開けると.........。 スーツ姿のお父様、お母様そしてお祖父様が居た。お祖父様は「遅かったな、ロザンナ。さて行こうか。」と言って立ち上がった。ボスの部屋を出てエレベーターで40階まで上がり1番奥の扉をお父様が開けるとそこには組織の守護者と言われる10人が揃っていた。お祖父様が中心で右にお母様、左に私で私の隣にお父様が座った。早速お祖父様が話を始めた。「今日の会議はもうボスを後継しようと思う。」とお祖父様が言うと守護者側から手が挙がった。お祖父様に当てられて立ち上がったのは銃を持てば右に出るものが居ないと言われているレオポルド・バッカラだった。「すみません。ボスの後継のことなのですが、フランカ・ロレンツィ様とセオネ・ロレンツィ様ではなくロザンナ・ロレンツィ様がボスになるのでしょうか?」と言って座った。お祖父様は「その事はフランカに説明してもらおう。」といった。お母様が「ご説明します。私フランカ・ロレンツィとセオネ・ロレンツィは今スケイル支部の支部長をしております。スケイルは私たちの第2の本拠地であり落とされたらまずい場所です。なので私達はそこを離れるわけにはいかないので私達が推薦した私達の娘のロザンナ・ロレンツィをボスの後継にさせて頂こうと思います。」と言った。お祖父様「これでいいか?レオポルド。」「はい、ご説明ありがとうございます。」「それでボスの後継のことだが、1週間後にしようと思っとるのだが、どうだろうか?もちろん皆の次の後継者も連れてきて欲しい。」と言うと皆口を揃えて「はい、分かりました。ボス。」と言った。 次の日私はお祖父様の部屋に呼ばれた。お祖父様の部屋に行くとお祖父様の秘書カノンの隣に15歳くらいの女の子が立っていた。扉を閉めると椅子に座るように勧められて私は座った。私はお祖父様の前の椅子に座りお祖父様と向き合った。お祖父様は「カノンの隣に居るのが次の秘書だからな。」と言った。私はほんとにボスになるんだと感じた。午後から継承式用のスーツの採寸をした。そして、その日はあっという間に過ぎた。そして1週間が過ぎようとしていた。そして継承式の前日になった。前日にはスケイルからお母様とお父も来ていた。そして当日になった。私とお母様、お父様、お祖父様は前日からホテルで過ごし会場にホテルからそのまま一緒に向かった。会場に着くと控え室に私は通された。お祖父様とお母様とお父様は継承式の会場に入って行った。私は控え室でスーツに着替えて待っていると扉を叩く音が聞こえたので「はい」と返事をした。すると外から「失礼致します。ご準備は出来ましたでしょうか?出来ていらっしゃいましたら会場にご案内させていただきます。」と言われた。私は「今出ます。」と言って扉を開けて廊下に出るとそこには秘書のカノンが居た。私とかのんは会場のドアの前に来るとサングラスをかけた大きな2人組に一礼して会場の扉を開けた。
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