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8歳の時から、貴方の誕生したその1週間後から、ずっと見守ってきました
貴方が初めて恋をした時も、貴方が嫌いなものを克服できた時も、いつも側にいました
私は貴方の執事として、持ってはならない感情を抱いて、苦悩していました
もしかしたら脳腫瘍になったのは、その罰かもしれないと考えるのです
こんなことを思いながら私は貴方に貴方の執事を辞めることを言いました
貴方が何故と聞いたとき、
本当のことを言いたくなりました
ただ、貴方に迷惑はかけるのは
執事として失格でしょう
海外で研鑽を積みたいからと答えたのは嘘ではありません
本当はそうしたかったのです、これからも貴方の役に立つために
そして、いつか戻って来いと言ってくれた貴方には、曖昧に微笑むことしかできなかったのが残念です
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