0人が本棚に入れています
本棚に追加
「高田くん、ごくろうさん」
上機嫌なマスターから賄いを渡される。
「今日も手当つけとくよ」
「ありがとうございます」
俺は小さくガッツポーズ。
「高田くんの女神様のおかげで、
この店は大盛況。資金繰りが厳しく店を
閉めようとしていたあの日が嘘のようだ」
俺はプリヤとマーリアの間に座る。
彼女達の分も賄いが用意されている。
「ジュン、お疲れ様です」
マーリアは柔らかい雰囲気の女神だ。
プリヤのように肌をさらしたり、
身体のラインを強調したりしていないのに、
頭がクラクラすら。
この甘い匂いのせいかもしれない。
これがフェロモンなのか。
「ジュン、これもーらい」
プリヤは褐色の肌を惜しげもなく
さらけ出している。
とても刺激的な服装だ。
もうそれは服としての役目を果たして
いるのか?
まだ見慣れない。ドキドキしっぱなしだ。
「ジュン、これなに? ねエレナ」
「これなに? ねヘレナ」
「これはーー」
エレナとヘレナは双子の女神。
子供にしかみえないが、これは本当の姿
ではないらしい。
プリヤが言っていた。
最初のコメントを投稿しよう!