女神に愛された俺は幸せか?

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「高田くん、ごくろうさん」 上機嫌なマスターから賄いを渡される。 「今日も手当つけとくよ」 「ありがとうございます」 俺は小さくガッツポーズ。 「高田くんの女神様のおかげで、 この店は大盛況。資金繰りが厳しく店を 閉めようとしていたあの日が嘘のようだ」 俺はプリヤとマーリアの間に座る。 彼女達の分も賄いが用意されている。 「ジュン、お疲れ様です」 マーリアは柔らかい雰囲気の女神だ。 プリヤのように肌をさらしたり、 身体のラインを強調したりしていないのに、 頭がクラクラすら。 この甘い匂いのせいかもしれない。 これがフェロモンなのか。 「ジュン、これもーらい」 プリヤは褐色の肌を惜しげもなく さらけ出している。 とても刺激的な服装だ。 もうそれは服としての役目を果たして いるのか? まだ見慣れない。ドキドキしっぱなしだ。 「ジュン、これなに? ねエレナ」 「これなに? ねヘレナ」 「これはーー」 エレナとヘレナは双子の女神。 子供にしかみえないが、これは本当の姿 ではないらしい。 プリヤが言っていた。
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