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その晩から、貞操帯をつけた14歳の女性の【夢遊病】的な行動を観察しました。
私はショートスリーパー(短時間睡眠者)なので、【太陽の子】の生活、【月の子】の生活どちらも観察することが出来ました。
今、この村にいる少女たちは
【太陽の子】…5名
【月の子】…6名
です。
太陽の子のなかでの一番の問題児は14歳の少女でした。
この子が、身辺整理という名の【解毒】をした期間は一週間でした。
そのあいだ、夜になると取り乱し、暴れ、大変でした。
抑圧が取れると、人間はあんなに豹変するものなのだな、と感じました。
グロテスク表現が続きます。
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【性病】【膣の裂傷】がありましたが、治りました。
肌の表面には真っ赤な湿疹がたくさん出ていました。
さらに、月経の経血が恐ろしいほど大量に出て、その質もすさまじかったです。
「体内の悪いものがすべて出ている状態」
と、占い師さんは言っていました。
そして、一週間が過ぎると、今度はこの少女は毎日、朝から晩までよく眠りました。
また発作の兆しが見えると、占い師さんは「大丈夫、貞操帯の鍵は私が持っているのよ。ほら。誰も、あなたの身体をこじ開けられないわよ」と言って頭を撫でていると、少女は安心するのか、また穏やかな眠りにつきました。
「彼女は徐々に、自分の性欲というかたちで表に出てくる”生存欲求”を認められるようになってくるわ。そうすると、非常に誘惑的になってきて、きっと、あなたにも誘いをかけてくると思う」
占い師さんは言いました。
他人(大人の男性)からの侵略、攻撃を受けずに済むという安心を実感できると、次には自分の本当の欲求が上澄みに出てくると言います。
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