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私は”キメラ”として、少女たちのなかに入りました。
素のままの私ではなく、TV(異性装嗜好者)としての姿で、少女の体に押し入ります。
少女たちはまるで”施術”を受けるかのように、無抵抗のまま、私を受け入れます。
意思のない肉人形のような、恋愛関係でもない18歳以上の少女の肉体を抱くのです。
少女の体内を空洞にする役割として、私は彼女たちの体内に詰まっていた目に見えない毒を吸い出します。
彼女たちの毒素が私自身に吸い込むような感覚になりますが、彼女たちとつながっている部分は私のものではないのです。
私の肉体の一部ではありません。
作り物の性器です。
ですが、この儀式を何度もこなしているうちに、私には不思議な感情が芽生えました。
少女たちのなかの感触が、伝わってくるのです。
ほんらい、そのような感触が伝わるはずもありません。私の”部分”はモノなのですから。
(※14歳の太陽の子は、年齢的にこの儀式に参加することは出来ません。
儀式の間、体が浮くほどの高濃度の塩水に浸かっています。
そして、14歳の太陽の子は自分の部分を自分でいじる練習、そして虫を這わせた敏感療法を続けていきます。)
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