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「生理が始まった頃、男の子と一緒に遊んじゃだめ、って言われて……お兄ちゃんとも話さなくなっちゃった。……ゴメンね」
夏芽の声が途切れる。
「夏芽……」
俺は、どう言ったらいいのか分からなかった。
「お兄ちゃん……、私、お兄ちゃんの身体、洗ってあげる」と、何かを吹っ切ったように夏芽が言った。
俺は湯船から上がり、またスケベ椅子に座る。
チャプンと音がしたあと、シャワーのお湯が背中にかかってくすぐったかった。横目で妹を見る。ピンク色に染まった丸い胸の膨らみの真ん中の赤みがかった桃色の部分を見て、俺の股間が反応する。
シャカシャカとボディソープを泡立てる音がして、背中に泡が塗られる。
「子どもの頃、よく洗いっこしたよな……」
「それで、湯船を泡だらけにしちゃって……お父さんに……」
そう、あの時二人でボディーソープを湯船にボトルごとぶち込んで……。バチバチに親父に殴られたんだ。
「……お兄ちゃんの背中、広いね」
俺の背中に温かい泡が広がる。プツプツと泡が弾ける小さな音と共に……。
「えっ、そうか?」
娘を持つ父親の気分だ。
「はい、前も……」
「いや、前は俺が自分で洗うよ」と、言うのが早いか、泡が塗り付けられる。俺の胸板から腹が泡に塗れる。
「おい……」
背中が夏芽の肌に包まれる。柔らかい感触は妹の胸だ。俺の背中で柔らかい夏芽の胸がそれがフヨフヨと動く。妹の腕が動く度に……。
股間が破裂してしまいそうだった。
俺の下腹に夏芽の手が通る。ザラザラと夏芽の指先がそこの毛並みを確かめるように動いてくすぐったい。
「ここも……ね」
夏芽の指先が俺の根本に触れる。妹の指が一瞬躊躇う。ゴリッとした感触。俺のモノが固くなっている事を再認識した。
妹の指が俺の茎を確かめながら這う。俺を確かめるように、夏芽の指が滑り上がる。
くすぐったいが、甘い感触に俺のそこがグググっと反応する。
「それ以上は……だめだよ」
俺のそれが彼女の手のひらに包まれた。
「ああ……、夏芽、なつめっ……くぅっ……」
「えっ、お兄ちゃん……」
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