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確かにそういう事情なら、内部の人間に知れ渡るのはどうかと思う。
「……解りました。僕が役に立つかどうかはさっぱり解りませんが、できる限り協力します」
遠いけど、一応親戚だし。親戚が迷惑をかけているのは申し訳ない。
「助かる」
椎野さんがクールにニヒルに、呟くように言った。ていうか、この人、ネコ耳をつけている事を忘れてるのかもしれない。
⇒https://estar.jp/novels/25650637/viewer?page=10
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