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たまにお茶する友達はこの私の淫らな生活を知っていても、なお持ち前の明るさで受け止めてくれる。
「本命のこと滅多に口に出さないのに珍しいね。」
注文した季節のデザートを頬張りながら友達は言った。
「たまに本命の話題でもw」
同じメニューを頼んだのに頬張る余裕もなく苦笑いして答える私はたぶん笑えていないだろう。
「むしろ出せば?w」
友達が無理するなって言ってくれてるのもわかってる。
女として愛されていないのに本命の話をするのも苦しいんだよ。
その言葉は声に漏れず溜め息に変わる。
友達と過ごすお茶の時間は私には救世主への懺悔の空間だ。
この時間がないと壊れてしまう。
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