2020.6.2 時折、付録に恋する夜がある〜Gimme the prize

1/1
前へ
/120ページ
次へ

2020.6.2 時折、付録に恋する夜がある〜Gimme the prize

 突然ですがみなさん、「付録」好きですよね。私は大好きです。  幼少時のグリコのおまけや「小学○年生」の付録に始まり、20年くらい前には、ボトルキャップブームを巻き起こしたペプシマンとスターウォーズのボトルキャップにドハマリし(抽選で台座も当てました!)、スーパーを捜索してはコーラ箱買いの日々&盲牌の達人にスキルアップ。  その後も缶コーヒーのおまけミニカー(アルファロメオは今でもある)をコンプするためだけにコンビニを梯子するなど、誰が聞いても微笑ましい付録人生を送っています。むしろお前の人生が何かの付録じゃね?と言われても反論できません。  そんな付録愛に燃える、すなわちフロック・オブ・シーガルズ(古くてくだらなくて誰もわからなくてすみません)の私が今、けっこう追っているのが「雑誌付録」です。  くだんのボトルキャップが社会現象化し…異常な値段で転売したり、コーラを捨てる馬鹿が続出したんですよね。まあ私も本体がコーラでなくせめて水だったらなあ…とは思いましたがね。  当時、それを受けて行われた火消し策が「中身を見えるようにする」ことでした。エブリスタの大半の方は、この中身が見える付録の方が馴染みがあるのでしょうね。  コンプが楽になったという意味では素晴らしいんですが、これがぶっちゃけ実につまらん!  ペットボトルや缶コーヒーの付録はですね、何が入っているのか見えないブラインド状態でコンプするのが楽しいのであって、否、突き詰めればその過程「だけ」が楽しいのであって(ガチャガチャに通じますね)、集めた時にはすでにハードオフ行きが確定しているんですよ。  そんなささやかな楽しみを奪われたシーガルズに開いた新時代…その象徴こそが、雑誌付録なわけです。  財布やブランドバッグ、ルーペメガネに時計、調理グッズ…付録だけで生活用品揃うんじゃねーのコレ?というほどに、ここ数年の雑誌付録は常軌を逸し…いや充実していますよね。  そう。我々はブラインドや盲牌の楽しみを奪われた代わりに、「こんなものが雑誌の付録に⁉︎」というサプライズを与えられたのではないかと。  そこで自分、ここ2年ほど「財布とバッグを雑誌付録で賄うキャンペーン」を展開してみました。あえて財布を買わずに、980円の本の付録でどこまで使えるか!みたいな使命感で(嘘)。  財布は結構良いものが多かったですが、バッグはやはり、ほとんど無理ですね。ビニール臭い。すぐ壊れる。その中で一つ、小さめだけど割とカッチリしたビジネスバッグの付録が大当たりで、もう半年ほど使ってます。何の雑誌か?無論覚えてなどいない!  結果、財布が5個も溜まってイヤーンな結末になりましたが、意外とメルカリで売れましたよ。手数料を送料引いたら何も残らない的な値段でね。  ここでやっと本題なんですが、本日私が買った雑誌付録が「デジタルポケットスケール」。DIME7月号付録で990円。  だってね、0.01g単位で何でも計量できるハカリが付録ですよ。すごくないですか?万人が買いたくなりますよね?  でも違う意味で、家に帰るまでが遠足みたいなものでした。実際に帰宅して数時間、まだポケットスケールは開封されておりません。  コレ、何に使うんだろうか… 【ペコメ御礼】 >たきかわさん 青コーヒー奪還いや成功おめでとうございます!今後も共に「青道」を極めましょう。あ迷惑ですねすみません笑 無糖キリンレモンは「麒麟がこない」感じで、大河どころか小川でしたよ。 >蜜原さん 多分蜜原さんは上質な脳内麻薬をお持ちの方だと勝手に妄想しています笑。炭酸水はレモンですよね!炭酸水ならね…
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加