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シャクッー。
火照った身体が冷めていく。
「何このアイス、クオリティ高っ!」
「それ新発売のやつです。話題になってたんで買ってみました」
「へ〜詳しい、さすが」
ベッドを背もたれに
並んで食べる深夜のアイス。
口の中が苺の果肉とひんやりとした清涼感で満たされる。
それをじんわり噛みしめていると…
「あ、ちょっとすみません」
彼の携帯にメッセージが入った。
「…先輩から?」
「はい。
てか、今日のグループメッセージで来ました」
「…ふ〜ん…」
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