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何だか今日は
いつも以上にペースを乱される。
キスも、今みたいな態度も取るつもりなかったのに。。
思い出したら急にモヤモヤしてきた。
…私ってこんな心狭かったっけ…?
「秋さん」
ふいに名前を呼ばれて顔を上げた瞬間
冷たくて甘い唇が触れた。
「……ッ」
さっきみたいに、後ろに片手を回してきて引き寄せられる。反動で思わず彼の肩をきゅっと掴んだ。
部屋に響くキスの音。
合間に唇が離れて目が合うと…
その瞳はゆらゆら熱を灯している。
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