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用を足した後、スマホを取り出し、社会保険料について調べてみた。
「都道府県別・報酬月額表(令和2年3月・令和2年4月納付分~)」のサイトで、東京都の表を出す。
僕の給与明細と照らし合わせて確認すると、
報酬月額¥210,000~¥230,000は、厚生年金額¥20,130。
僕の給与明細に載っている厚生年金額がこれだ。
僕は、¥20,130の上の¥18,300という数字にくぎ付けになった。
2万円も違う……。
左に目をずらすと、報酬月額¥195,000~¥210,000の厚生年金額が¥18,300となっている。
健康保険料は¥1,000ほどしか違わないので、つまり、報酬が¥209,999から¥210,000になっただけで、毎月引かれる額が2万円ほども違ってくる、ということになる。
僕は、愕然とした。今まで知らなかった。
幾らか額を入れているとは言え、36年間ずっと、親元でぬくぬくと暮らしてきたので、こんな大事なこと考えたことがなかった。
給与明細の支給額以外の数字を、読んだことがなかった。
みんなが休みまくる理由が切実にわかった。
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