甘い誘惑

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「公務執行妨害で逮捕します」 俺は目の前に居る美女に見事な柔道技をかけられた。 「なんで俺がこんな事されなきゃいけないんだ! 」 「だってあなたこんな裏路地でコソコソとセーラー服姿で居れば、誰だって怪しいと思うでしょ? 」 「これは趣味のコスプレだ」 「ごめん、お待たせ。連れてきたよ」 同僚と思われる女が現れた。眼鏡にサラサラ黒髪と童顔という如何にもテレビアニメで必ず出てくるお馴染みのドジッ子キャラ的なやつの登場で事態は急変した。 「そうね。じゃあ続きは警察署でゆっくり話しましょうね」 美女は柔らかい唇をつり上げながら10人の警官に押さえられながら俺は連れて行かれてしまった。 俺は絶対に一生、美女には関わらないと心の中で叫んでやった。 そして‥ 「俺は警察が大っ嫌いなんだ! 」
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