完璧な文章などといったものは存在しない 完璧な絶望が存在しないようにね

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繰りかえしになりますが、「風の歌を聴け」は、村上春樹のすべてが書かれてある小説でしょう。 もし、はじめて彼の作品を読むのでしたら「風の歌を聴け」をオススメします。 それからおれは、続けて「風の歌を聴け」との3部作になっている「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」を読みました。 そして1000万部の大ベストセラーの「ノルウェイの森」を読み、しばらくしてからオウム真理教を彷彿とさせる「1Q84」を読みました。 しかしおれは、初期の作品では馴染めた村上春樹の小説に、徐々について行けなくなって来ました。 平易な文章で難解な物語を描くスタイルの、難解な物語について行けなくなっています。 読んでも理解できず続かないのです。 それは、おれの能力の問題かもしれませんが… 村上春樹については、多くの人が多くのことを語っています。 これだけ世界的に読まれている作家ですから当然でしょう。 また「羊をめぐる冒険」「ノルウェイの森」そして「1Q84」については、書いてみたいと思っています。 僕が三番目に寝た女の子は、僕のペニスのことを「あなたのレーゾン・デートゥル」と呼んだ 今日の仙台は、午前中から小雨が降りはじめました。 あいかわらずシーは、壁際の畳の上で、ときおり寝言を言いながら寝ています。 シーはおれのレーゾンデートル d1024de8-4500-4f39-8f99-62c84023ae20
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