心の眼

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早朝おれは、白とゴールドの体毛が朝陽に輝き、寸胴の身体でよちよちと歩くシーと一緒に、辻井伸行のたとえばラフマニノフのピアノ協奏曲第2番第3楽章を聴きながら思うことがあります。 それはもう31歳になられた辻井伸行さんが、けっしてあり得ないことですが、もしおれの小説を読むことがあったのならば、どんな感想をもつのだろうかと。 彼の「心の眼」に少しでも届く小説が書けているのであろうかと… おれの目標のひとつになりました。 辻井伸行のことは、さらに書きたいことがありますので、続きはまた次の機会で… 今日の仙台は、よい天気に恵まれましたが、昨日までに比べて涼やかです。 くもりなきまなこのシーは、今日も一日中、畳の上やらあちこち場所をかえて寝てばかりです。 8e293c33-bee5-4314-b98b-11d9fecd42dc
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