「自然は語らない」

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「自然は語らない」

  自然は   語らない   歌わない   生きるだけ   ヒトは   渾沌にいて   秩序を   求め   言葉を孕み   意味に   惑う   草木と   空に   背いて  今日、この詩と出会った。  「自然は語らない」という谷川俊太郎の詩集『虚空へ』のなかの一編だ。  オレは布団の上でうつ伏せのまま熟睡している愛犬シーズーのシーを見つめた。オレもシーと一緒に生きるだけ。 12b26445-8ae8-4a21-bc57-8aad5bf98836
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